ごめんねハイデッガー

ハイデガーが読み勧められないので、他の本を先に読みます

読書

【本を読みました】『破壊された男』アルフレッド・ベスター著 (ハヤカワ文庫SF)

本を読んだので記録します。 ハヤカワ文庫SF『破壊された男』アルフレッド・べスター著;伊藤典夫 訳。 ISBN 9784150121112 2017/01/07刊行(元は1965年に出された本の再販) あらすじ 二十四世紀、テレパシー能力をもつエスパーの活躍により計画犯罪…

【本を読みました】ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン(ハヤカワ文庫)

本を読みました。 ハヤカワSF文庫『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』 ピーター・トライアス著、中島尚也 訳、ISBN 9784150120986 10月緊急発売 話題の21世紀版『高い城の男』を 文庫とSFシリーズで同時発売決定! 第二次大戦で日独の枢軸側が勝利…

【本を読みました】実話怪談 怖気草(竹書房文庫)と恐怖箱 怪談恐山

本を読んだ。 神沼三平太 著『実話怪談 怖気草』竹書房文庫 やー、いいですな。怪談話ってなぁやっぱり良い。 高田公太 著『恐怖箱 怪談恐山』竹書房文庫 うむ、怪談てなぁ良いものだ。怖い、その感覚は大事にしたい。何が良いかとかどれが良いかとかってな…

【本を読みました】死の鳥(ハヤカワ文庫)

ハヤカワ文庫SF「死の鳥」を読んだ。 帯曰く「SFが読みたい!!2017年版がベストSF2016海外編第1位!!」だそうです。あまりSFを読みつけてないんですが、勢いで読んでみました。なんででしょう?馳星周とかエルロイじゃない小説を読みたかったんです。SFな…

【本を読みました】ジグソーマン(扶桑社ミステリー)

『ジグソーマン』ゴード・ロロ著。高里ひろ訳。 凄まじい読後感。とんだドラッグだ。最高に『ハイ』だし、最低にバァーッドだ。とにかく結末がラリって見た夢じゃなくて良かった。死ねる事の救いが最高にハッピーだ。本来はそうあるべきじゃ無いが、それはハ…

【本を読みました】怪奇礼讃(創元推理文庫)

怪奇礼讃(創元推理文庫)を読んだ。普段あまり読まないタイプの本だが、まぁエルロイだ星周ばかりじゃ身体に良く無いよな。これが健康的かと言われればまた違う気もするが、この際はいいじゃ無いか。 これは怪奇小説アンソロジーであって怪談小説アンソロジ…

本を読みました【道徳の時間 呉 勝浩 著/講談社】

野暮用で6時間近く待たねばならん事があった。その場所にはネット回線も無ければ近くにコンビニも喫茶店も無い。長閑と言うのか過疎と言うのか、仕方なしに貴重な休日を””待つ””行為で潰さねばならなかった。安さと引き換えに、細かい時間指定の効かぬサービ…

本を読みました【出版禁止 長江俊和 著/新潮社】【怪談 小池真理子 著/集英社】

一ヶ月程前、大阪から訪ねてくる友人を迎えに東京駅に行ったんですが、待ち合わせまで時間が出来てしまったので、構内の本屋で購入しました。 夏ですし、なんか怪談っぽいのが読みたいなァーと思っていたんです。表紙のドロドロした絵と、それっぽいタイトル…

本を読みました【ケルトの白馬 ローズマリー•サトクリフ著(灰島かり訳)/ほるぷ出版】

本を読みました。「ケルトの白馬」と言う本です。 普段はあまり読まない種類のストーリーでしたが、とても面白かったです。ちょっと実物を見に行きたくなりました。 幼少期の頃にあった魔法が、大人になって使えなくなって、それを一瞬だけ取り戻す。 ……と言…

マンガを読みました 【魔法騎士レイアース2 CLAMP著/講談社】

同僚に借りたまま、不本意ながらしばらく熟成させていたマンガを読んだ。 レイアースの無印も同僚に借りて読んでおり、そちらも当然ながら既に読み終わっている。ほぼ同時に美少女戦士セーラームーン無印も読み終えており、闘う美少女の確変期を駆け抜けよう…

本を読みました 【若者はなぜモノを買わないのか 堀好伸著/青春出版社】

職場を去ったガールが置いてった本を読みました。普段はあまりこういう本は読みませんが、仕事が暇だった時に読む物がなかったので拾ったものです。一種の本に対する侮辱ですな。しかも金を払ってねぇでやんの。若者はなぜモノを買わないのか、やかましいわ…

本を読みました 【笑いのカイブツ ツチヤタカユキ著/文藝春秋】

それは粗悪なドラッグだ。乱暴な快楽だ。憎悪。絶望。感情。いいぞ、もっと寄越せ。嘲笑と憧憬が渦を巻く。焦燥と優越が吹き付ける。 俺はその中に必死に自分を探しては引き剥がす。融合と乖離を繰り返す。俺はコイツじゃない。憧憬。嘲笑。コイツは俺じゃな…

他人の妄想を嗤うな【書評ー「覚醒剤と妄想 ASKAの見た悪夢」/石丸元章】

掃除は始まらない。ハイデッガーを読む事も再開しない。そうして積んだままの本を手にとって開き、ページをめくる。ごめんねハイデッガー。今日も暑いね。冷たいのでも飲むかい?アイスクリームだってある。そこの自転車に気をつけてくれ。野菜は無いんだ、…

本を読みました 【大相撲殺人事件  小森健太朗著/文春文庫】

小学生の頃、課題図書より先に趣味で借りた怪談本を読んで親に怒られた。まぁそれも大人にしてみりゃ下らない本だったし、親としては児童書の様なイラストだらけの怪談本なんか後で読めと言う事だったんだろう。そんな出来事があったからか、あまり同時平行…