【輪行記録②】房総半島の黒揚羽 館山から一宮ギブアップ編
2日目
特に何も考えずに「九十九里浜クリアできっかな〜?」「調子コイて銚子まで行っちゃう?」などと考えていました。とりあえず房総半島をぐるりしましょう。
都合良く「房総フラワーライン」と言う道があるようなのでそこを走ります。
素泊まりなので朝飯を喰わねばなりません。
適当に走ってみつけたところで朝食。
蛤の方向を間違えましたね。やっちまいました。
ビシィ—ッ!と朝飯をキメて走り続けます。
着きました、房総半島最南端。
チャリ乗り、俺しかいねぇ。マジかよ。
僕は写真を撮る時に撮り直したりしないタイプなので、このパノラマは一発でかなり上手くいったと思います。左右の人間が入らない様にするの凄く無いですか!
とりあえず走り続けます。
右手に海岸線を眺めつつひたすら走ります。
景色は変わらんのでいちいち写真撮るまでもねぇなと思いました。
俺は房総フラワーラインの黒揚羽
"狂死蝶"にしようかと思ったっけェ"永遠の詩"を知らねェとナ?
"ワカ"んねぇと思ってよ……
ゴンヌズバー!!と海岸線をひた走ります。
ただ、千倉あたりですかね?鴨川くらいかなぁ。
何となく左膝に違和感が生じてきましたが、とりあえず走ります。
強い日差しと浜風と言う、普段の通勤には無いコンディションと昨日の疲れであんまり速度が出ませんでしたね。昨日よりこまめに短い休憩を取りつつ進みます。
ひたすら外房を北上し続けますが、だんだんと左足の痛みが大きくなってきました。
ドラッグストアでヨンメルツアコヨコを買って塗りますが、すげぇ気休めwww痛みにも波があって、引いた時は一気に加速出来ますが痛みが出るとママチャリかよってな速度になっちまいます。
いやァ九十九里抜けたあたりで一泊とか考えてたけど、これはどうも無理くせぇゾ?
と勝浦あたりで黒揚羽は走りながら考えた。食欲もねぇので有名な麺ものを喰う気にもならず、とりあえず北上を続ける。
アウターに上げる気にもならず、とにかく負担の少ないギアをぐるぐる回し続けますが、いやァもう限界っす!となり一宮(九十九里浜の南端)に突入したあたりで宿を探すも満室かクソ高ェかで全滅。
既に陽はかなり傾いてるので、ここいらで黒揚羽は撤退を考える。
休んで明日走れる保証もねぇし、それなら帰るか……と言う事で最寄りの駅へ。
上総一ノ宮(かずさいちのみや)駅ってらしいです。
空が低く、街の空気が濃密なおっかない街中にある駅です。
(※治安と言う意味では無く、シティーボーイが苦手と言うだけです)
発車時刻も迫ってたので慌てて袋へ。これやるの初めてなんですが、多分いろいろ間違えてます。
なんかポーランドの国旗みたいな焼け方してますわ。本当に黒揚羽だな……。
武藤敬司みたいになりつつ帰宅。
帰宅してから調べたところ、2日目の行程はこんな感じでした。
120km弱。割とよく走ったんじゃないですかね?!
2日で凡そ200km。素人がやりゃ膝イワしますわな。
しかしツールド千葉ってもっとハードな行程でやってるレースを知りました。バケモンや……。ちゅーか、道ですれ違ってた人達は参加者だったんだろうか?
反省点
①目的地は決める
行ける所までとか言ってると無理しちゃうので、目的地は決めた方がいいですね。体力使うなら尚更です。でもまぁ、これで一日の走行距離に対する目安が得られたので、次回は気をつけましょう。
②輪行袋
疲労困憊してる時にエンド金具がどうとかドチャくそ面倒くさいので、ちょっとこれは考えたい。色々調べる必要がありますね。と言うかそれさえ出来れば、もしかしてホテルにも持ち込めるので鍵持ち運ぶ必要無いんじゃない……?
③ナビ
これも考えたいですねぇ。フォルムが変わるのは厭ですが、迷って余計な体力使うのも馬鹿馬鹿しいし。
④パンツ
レーパン履いてんだしパンツ要らなくね?と思ってましたが、ホテルで必要でしたね。最低限のリラックス出来る衣類は必要だったかも。
良かった点も挙げていきましょう
自分のミスなんですが仕事でへこむ事が続いてたので、何も考えずに走り続けれたので精神的にはとても良かったと思います。時折そいつらが顔を出しますが、足を動かせば風に吹かれていってしまう感覚でした。飯も旨かったので気分転換になりましたぜ!!
すれ違うチャリダーさん達と挨拶なんかしちゃうのも悪く無いものでしたね。バイクの人でも手を振ったりしてくれました。車も基本的にはドライバーの人達も優しかったです。甲州街道より優しかったんじゃないかな……。
何かイベントがあるとかそういうもんでもないのでアレですが、次は上総一ノ宮から銚子まで行こうかな?なんて考えています。