【午後のロードショー】『ザ・フライ2 2世誕生』を鑑賞しました
今日も午後のロードショー。古いやつ。
本日の映画はコイツだ!!(プァプァプア〜ン!)
合衆国のハエ男!ザ・フライ!
原題も『The Fly II』余計なのはついてないけどね!!
1989年のアメリカ映画。
一作目は1986年だが、見たんだか見てないんだか覚えてないんだよな。見た気がするけど、自信がない。まぁ見たと言ったところで何がある訳でもないか。
前作の遺児であるところのボーイが今回作の主人公。研究材料と見ている施設長と、それを愛情と勘違いして慕うボーイ。やがてボーイは真実を知り、施設長と対峙する……と言う物語。小さい範囲でも物語であり、さらにオチが非常に気持ちいい。
ボーイはハエ男の遺伝子を持つので、ちゃんと変態してからハエ男になる。ざっくりと「成長」って言うテーマっぽくてそれもいい。男は親元を離れて自立してる気になるけど、それもしばらくは親の手の上だし気づいた時のテンパり方も成長っぽい。親と対峙する(過去と現実、両方だ!)のもそれっぽくて良い。何よりパスワードが「DAD」っていいよな。ちょっとだけ……「グッ」とくるものがあるぜ。
個人的に凄く良いと思うのは、施設長がクソ虫になるところだな。死ぬんじゃダメだ、不幸になって欲しい、そういう切なる願いが良い。最高だ。一生を後悔しながら……そうだ、後悔もできない脳みそじゃ話にならん。一生を後悔しながら暮らすがいい!!と言う思いが具現化しててとても良い。やっぱ悪はこうならなくちゃダメだよな。