ごめんねハイデッガー

ハイデガーが読み勧められないので、他の本を先に読みます

【午後のロードショー】『マジェスティック』を鑑賞しました

午前ですが、午後のロードショー(OPがまだ気球でやんの)です。

 

今日の映画は……こいつだ!!

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マジェスティック」1974年アメリカ

 

前髪が鬱陶しい系の渋いオヤジ!チャールズ・ブロンソン!!なぜか西瓜農家!!

しょっぱい上にケツの穴の小セェ悪党どもを叩きのめす!!

 

ムカつくので目の前で不幸になって欲しい!!と言う悪党が本丸。

俺もそう言うタイプなのでまぁ気持ちはわかります。結果としてどう死のうと、俺がバラしてやるんだ!!と言う強い気持ちが必要ですな。マシンガンで西瓜を潰す、そう言うダサさも「お前を不幸にしてやる」と言う気持ちの前では無力です。

 

チャールズ・ブロンソン、脱力してるし筋骨隆々って感じでもねぇし前髪はなげぇし!なんかヒーローっぽくねぇのが良いよな。70年代ってなこんな感じだったんかね。この時で50歳だっけ?あんまり前髪が鬱陶しい50さいって思い付かないけど、様になってる男臭さって相当なもん何だろうなぁ(以前に見た「大脱走」「レッドサン」あたりも凄かったしね!!)

 

それが西瓜農家っての、なんか暗喩してたんかな。

メキシコ移民とか南部の話、俺には70年代アメリカがワカらねぇがそう言う事なんだろう。

 

しかし敵さん「俺がやる」って行ったり「悠長に待ってる暇はねぇ」と言ったり、何だかビーフを抱えてるのが主人公じゃなくてお前なんじゃねぇのと言う気がする。

あとこの頃の撮影技術だと車載カメラに無理が効かないからなのか流行りなのか、カーチェイスが引き画でまったりしてるんだよな。あと、クライマックスの銃撃戦は割とアッサリ目(と言うのも当時としてはかなりコッテリだったのかな)と言う印象。一瞬の交錯、みたいな感じ。しつこさがなくて良いと思います!

 

硬いステーキ肉の様な歯ごたえの映画でしたね。