【午後のロードショー】『荒鷲の要塞』を鑑賞しました

座ってるだけなのに腹が減って仕方ねェ。

「荒鷲の要塞(Where Eagles Dare)」　1968年アメリカ、イギリス合作。

イーストウッド主演。リチャード・バートンに関しては詳しくない。

第二次対戦中にアメリカ陸軍の将校が飛行機事故で不時着、ドイツの捕虜となった。連合国の重要機密漏洩を防ぐ為に救出策戦を展開する……と言う話。その要塞が難攻不落で「荒鷲の要塞」と言われるんだそうだ。ただまぁ捕まったのがフタをあけりゃあイギリスの二重スパイで、みたいな話。

そのあんまり知らないリチャード・バートンが格好いい物語である。連合国も連合で色々あんのな。まぁそりゃそうか、結果的に単なる連合国軍ってだけだもんな。絶対に一枚岩の訳がないし、バランスだって色々あるだろう。

でもこれ、ドイツ側にしちゃ国辱映画だよな。俺がガキの頃に「007は二度死ぬを見た時は、屈辱的興奮のあまり叫び出しそうなくらいだったから、これを見たドイツ人も何人かはスキンヘッズになったっておかしくない。アメ公をぶっ飛ばせ、そういう気持ちを大切にしていかなきゃならんと思います。

これは僕が好きなゲームで、フロントミッション２と言います。何度もプレイしましたが、僕がフロントミッション２に欲しい機能は強くてニューゲーム機能です。格闘MAXのトマスにミサイル撃たせたりしたいです。もしくはエイミア先生とゲーム内でいいので遊びに行く権利です。サユリもリーザも別にどうだっていいんだけど、エイミア先生だけは別です。ビアンカ、フローラ問題ですら微々たる話です。完全に可愛いヒロインなのに、あまり有名じゃないのが残念です。黒髪清楚とかじゃなくて、ツンデレっぽいから好きなんだと思います。

攻略本に載ってたこのイラストで「先生ッ！B地区が浮いて……！」と興奮していた時期もありました。エイミア先生は強いので最高です。「誰か助けて！！」と悲鳴を上げながらマシンガンで敵を撃破していきます。格好いい。真面目なので一日中午後ローとか見てると怒りそうなイメージがあります。

この映画の最後に「次からイギリスのことはアメリカ抜きでやってくれ」とイーストウッドが言うんです。これはあれですかね、ドイツ人が日本人に「次はイタリア抜きでやろうな」って行ったのと同じような感覚ですかね。あれを間に受けて喜んでいた時期が俺にもありましたが、腹の中ではお互いに基地外扱いしてるので、何度やったって上手くはいかんでしょうな。イタリアも大変だったでしょう。知らないけど。

次は俺抜きでやってくれ、と格好つけて言える立場になりたいものです。まず呼ばれなければ話になんないですし、呼ばれた上で威厳を保てる姿勢でないといけません。合コンに呼ばれて鼻くそをほじっていたんじゃ、こんなセリフは吐けません。実体験じゃないですよ。飯を食いに行って「お腹すいてないから」とサラダ食ってる女はいましたけどね。