ごめんねハイデッガー

ハイデガーが読み勧められないので、他の本を先に読みます

【午後のロードショー】『超高速!参覲交代』【シネマSP】『超高速!参覲交代リターンズ』を鑑賞しました

誰だよ、今日の電車が空いてるって言ったの。

 

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午後ローは「超高速!参覲交代」2014年、松竹。

佐々木蔵之助主演。本木克秀監督。

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シネマSPが「超高速!参覲交代リターンズ」2016年松竹。

 

「状況を説明しないと不安」が馬鹿を産んだのか、セリフで説明されないとわからない馬鹿がそういうシーン作りを産んだのか、どっちが先なんですかね。まぁ俺も割と不安になって書いちゃうことが多いですけどね。読んでくれるかが不安になっちゃうんだよね。書いてあったって読んでくれねぇ事だってあるでしょ。あれはどうしたら良いのかね、信じる力が足りないのは愚かだよな。信じられないのなら何かをするべきじゃない。目を閉じ、口を噤み、耳を塞いで孤独に生きろ。俺だってフェラーリより高い人形と遊んでられるならそうするさ。毎週だってソープに行きたい。壇蜜をシュッとさせたような感じの女の子は「私もソープに行きたい、ダメならデリヘルに行きたい、可愛いお姉さんに手をとってもらって微笑まれて癒されたい」と言っていた。そうだな、彼女にデリヘルをおごってあげよう。俺は彼女たちを見ながら眠りたい、それが彼女のプライドを邪魔しなければいいんだ。ハッピーかい。そうだ、宝クジが当たったら女性専用の湯屋を作ろう。オーナーでいい、お金だけ出すよ。

 

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いつかの少年にヰタ・セクスアリスを引き起こしそうな深田恭子深田恭子はずるい。演技の下手くそさも、可愛さと言う怒涛で押し流してしまう。暴力支配も許さない、誰のものにもならな。単純に可愛い。それだけで押し切る。可愛いと言う暴力。縛ってあったって何かをしようと言う気になれない。深田恭子は可愛い。白地に赤い深田恭子。殺したくなるような可愛さの深キョン。白地に赤い深田恭子深田恭子はやっぱり可愛いのだ。生きている希望の何割かは深田恭子の未婚が支えている。別に深田恭子と結婚したいとかじゃなくて彼女が未婚状態にあることが重要だ。深田恭子の結婚は俺のステータス異常だ。治し方はわからない。白地に赤い深田恭子。でも深田恭子がソープやデリヘルを遊びたいと言うのなら僕はそれを叶えてあげたいし、ちょっと泣いてしまうかも知れない。きっと深田恭子は優しい。だから死ぬ時には深田恭子の様な女がいい。キリストもそうやってマリアを選んだのだろう。深田恭子はセックスをしないで妊娠して欲しい。俺の子じゃなくていい、キモくて金のない非モテの子供をだ。いや、彼女の腹が大きくなるところなんて見たくない。白地に赤い深田恭子深田恭子をたまらなく愛しているのだ。

 

なぜ小劇場はアクションや殺陣をやりたがるのか、と言う思いを彷彿とさせる映画だった。アクションや殺陣と言う化学調味料で旨味を加速させて満足度を誤魔化す。見ている間はいいが、帰宅途中で忘れてしまうくらいの奥行きでは仕方ないんだ。必然のないアクション、気持ちいいだけの殺陣、出てきては殴られ、ちぎっては投げられ、斬られては棄てられ、湧き出るコロス。無限、螺旋、夢幻、破片。サウンドエフェクト、ヴィジュアルエフェクトはない。赤い羽も舞わない。暴力、寸劇、ヴォーリキ、からっぽだ。俺が欲しいのは塩だ、脂だ、化調を入れるならその中に混ぜろ。

俺は明日、ラーメンを喰う。塩と背脂と化学調味料の嵐だ。