【午後のロードショー】『ネバー・サレンダー 〜肉弾突撃〜』を鑑賞しました
これシリーズ物だったのかよ。前に見たやつは無印で、これは2作目。
3が肉弾無双、4が肉弾烈戦、5が肉弾乱撃。印象が沈黙シリーズっぽい……。
3〜5はマイク・”ザ・ミズ”・ミザリンで固定。WWEの人気レスラーシリーズの映画。ロイヤルランブルを制覇した中邑真輔が新作に出たりしてくれないだろうか。クネクネしつつバイオリンの演奏に合わせてぶっ倒すスタイリッシュアクション、それがKing of the Strong Style。是非ともやって欲しいっす。
ストーリーはざっくり言うと『お金持ちの島で遊んでたらテロリストが襲撃してきて嫁(を含むパーティー参加者たち)が誘拐されちった!全員ぶッ倒す!』と言う映画で、まぁ脳筋系どっかんバトルですね。こういう映画こそ、副音声の英語で見聞きして行くべきですよ。話の本筋なんて殴り合いだし、ワカったってワカんなくなって最後は殴って終わるんだから大丈夫。重要なことは言ってないって。
マリーン、と言う最強。海兵隊は最強なのだ。後で見るけど、トップ・ガンの空軍なんかはプッシー扱いされるんだよな。やっぱ人気薄だし、そりゃ海兵隊に比べると訓練は楽でナメられるんだってさ。藤田田の孫と同級だった練兵学校卒が言ってたよ。
日本では力道山と言う最強が死んで、プロレスは一時期最強じゃなくなった。相撲のブックも露呈し始めて、今の日本に於ける最強ってなんなんだろう。SPが流行ってるけどあれはなんか違う気がするし。改憲されたら自衛隊ドラマとか映画がいっぱい出るのかな。亡国のイージスは見ていませんが、たまにはそういう映画があってもいいと思います。それは軍靴と別物ですよ。
まぁ面白いかつまんないかで言えばつまんない。ムエタイツインズと戦うシーンは割と良かったけど、どうせならミリオンダラー・ドリームとかの技を使えば良かったのになぁ。普通のパンチとかキックとかじゃ面白くないでしょうに、と感じてしまいます。アクション映画とプロレス映画は別だから、と言う事ですかね。あくまで海兵隊で会って、ここではレスラーじゃないと言うならそれはそうなんだろうと思います。
途中に花火を使った陽動バトルがあるんですが、個人的にはカフスと言う漫画を思い出してしまいました。あれ、個人的には好きな漫画です。良かったですよね、映画ネタもちょいちょいありましたし。まぁそんなこんなで筋肉ダルマがソロハンする映画です。なんかアクションにもプロレスにも振り切れてない半端な感じがしますが、挿入される壮大な音楽などはガッツリとアクション映画っぽい感じになってて、さすがアメリカ!WWE!と言う気がします。
楽しみ方っつーのも難しく、まぁWWEのファンなら……いやどうだろう、プロレス技を多用するアクションでもないしなぁ。人には勧められないかな、面白さが俺にもわからん。わからんがシリーズ化はされている訳で、それなりに需要はあるんだろう。個人的には新日本プロレスが真似しないことを祈る。
※追記
トップガンは空軍じゃねぇ、NAVYだったわ。すまん。