【午後のロードショー】『フェア・ゲーム』を鑑賞しました
2018年1月24日放送
「フェア・ゲーム(Fair Game)」1995年アメリカ。
この映画が美女サスペンス枠なのはどうなの。アクションでしょ。
シンディー・クロフォードはいいのに、ウィリアム・ボールドウィンの微妙にイモい感じはなんなんだろうな。タレ目ボーイとしての同族嫌悪かしらね。何にしてもヒーローっぽくねぇな。個人の好みだけどね。背は高いんだがどうも顔面がWarFaceって感じじゃねぇんだよな。軍曹に殴られるぞ。
お、「ドナルド・トランプと飯を食う約束がパーだ」だってよ。95年、この時もすでに影響力があったのな。笑っちまうが、まぁそういうもんなんだろう。日本じゃホリエモンとかに何のかな?最近はよくワカらないけどね。どうなんでしょ、万博とか。いやはや、まぁ何とも。
何でかカーゲーベーに追われる民事弁護士とおまわりさん。何だってできちゃうロシアのスパイと徒手空拳で闘うぜ。緊迫感のある騙し合い。「キューバと言えばロシアだ」って言われて一瞬ピンと来なかったが、キューバ危機か、思い出した。そういう時代か、そう言うもんか。そう考えると、一昨年のキューバと手打ちって歴史的だよなぁ。右翼にしてみりゃロシアと手打ちみたいなもんか。トランプが勝ったの、そういう部分もあるのかもな。そういう意味では面白い。ジャパンじゃそういうネタはあんまり無いからな。無自覚なだけかも知れんけど。
それなりに気合いの入った銃撃、カースタント、飛び移り芸、そして殴り合いから突然に始まるディープキスとロマンチック音楽、急にセックスが始まった。説明をしろ、必然性が無いぞ。納得できない、何だそれは。撃つのが遅いぜロシアンボーイ、そんな至近距離で出歯亀やってないでさっさと殺せよ。
なんか他の映画でも思ったけど、アメリカ人はロシア人を何だと思ってるんだろうな。やたら頑丈な設定が多いんだが、構成する成分は同じだぞ。耐久値に大きな違いが出るのは何なのだろう。同じ人間として見ていないよな。
面白いか面白く無いかで言えば午後ローだよなって感じでした。