【午後のロードショー】『ジキル&ハイド』を鑑賞しました
『ジキル&ハイド(Mary Reilly)』1996年アメリカ。
ジュリア・ロバーツ版の家政婦は見た、ですね。マルコビッチによるパンチの効いたジキルとハイド。サスペンスなんだかホラーなんだか分からないけど(いや、最後のT2みたいなあれは完全にホラーか……)ゴシック感のある感じ、好きな人は好きだろうなーと言う感じ。個人的には取り立てて好きでは無い。
ジュリア・ロバーツのおどおどとした感じ、マルコビッチの怪演は素晴らしいと思う。ジャック・ニコルソン的だよな。怪物系って言うのだろうか。独特なのは目の使い方かな、と思う。ジュリア・ロバーツの目つきも、時折キッとなるのが強さを感じるよね。肚くくった感じって言うのかな。
ただまぁひたすら地味な映画なので非常に午後ローっぽいし、評判も良く無いのね。やー、まぁそうなんじゃ無い?と言う感じ。題材も題材だしなぁ。元はティム・バートンが監督やる予定だったらしいけど、それは見てみたかったかも。好き嫌いは別にして凄いものを見せてくれるものね。
まぁそんな感じで、この時代のやつが90年代的に流行りだったのかねぇ?と言う感じだし、あまり必要性を見出せない映画でした。マルコビッチの顔がでかいのかジュリアの顔が小さいのか分からないです。