【午後のロードショー】『ザ・ガンマン』を鑑賞しました
2017年11月29日放送
『ザ・ガンマン(The Gunman)』2015年、米英仏西の合作。
ショーン・ペン主演。
監督のピエール・モレルは、さっき見た96時間の無印を監督してたのな。トランスポーターなどでも撮影スタッフで参加してたのか。ヘェ。
これは冒頭に良いペースで人が死ぬので退屈しない。まず死んで欲しいよな、グッと速度が出るもんね。映画だ、創作だ、現実じゃ無い。まず死んで欲しい。できるなら開始1秒で死んで欲しい。花椒みたいなビリっとしたドラッグを映画にブチ込んで欲しい。……と思ったが、陰謀系の映画なので中盤の速度が足りねぇなァ。退屈しちまう。
元カノが元上司の奥さんになってたりと余計な添え物が多い気が済んだけど、まぁ面倒クセェ元上司がぶっ殺されてからは速度が上がるし良いんじゃね。ストーリーなんざそんなに気にしちゃいねぇんだ。見たいのはヴァイオレンスですよ。フレッシュで、ハーコーなやつを見たいんだ。クレイモア再セットからの大爆発!イエス!元気が出るゴキゲンな音だぜ!
サスペンスとは言え、やっぱガンガン死んで欲しいよなぁ。一度にいっぱい死ぬような大量死じゃなくていい。ペースを保って欲しいんだ。そういう脚本書けってか。あとムカつくの、主人公が体調悪いんだよな。まぁ常に悪いんならともかく、なんか突発的に具合が悪いの。お前、脳震盪症候群ってなんなん……と思いますよね。それも古傷が痛むとかならまだ分かるんだけど。
でも闘牛場でのバトル、鐙を使った絞殺は非常に良かったです。ナイス暴力。ナイフバトルも良いです。サクサク刺しますね。ナイス暴力。目ん玉に指を突っ込むのもナイスっす。あんなに耐えられるのは知らんけど。闘牛に殺されるボスってのもなかなかだが、これ笑っちゃう感じにもなるよねぇ。
まぁインターポールは大して役に立たず、コンゴを地獄に変えた白人は穴掘りで許されると言うの、アングロサクソンだなぁって思うよね。侵略、それは慈善事業(利益はもらうけどトリクルダウンっぽくするしいいよね)で許される、と。ムカつくっちゃムカつく、良い話エンドっぽい見せ方も気にくわねぇな。
さて、まだ席があるなら芝居でも見に行こうかな。ダメならラーメン喰って帰ってこよう。