【午後のロードショー】『ブロークンアロー』を鑑賞しました
2017年11月21日放送
『ブロークン・アロー(Broken Arrow)』1996年アメリカ。
みんな大好きジョン・ウー監督、みんな大好きジョン・トラボルタ主演。
クソだせぇアー写だなおい。まじかよ、センスを疑うぜ。こっち見て微笑んでるんじゃあないぜ。びっくりするぜ。
ちなみにブロークンアローってのはスラングで、戦争が発生し得ない戦術核トラブルの事だそうだ。まぁ壊れたとか失くしたとかそういう事なんだろう。語源は知らん。
トラボルタおじさんは悪い方で、ヒーローはクリスチャン・スレーター。インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアでリヴァー・フェニックスの代打やってたってマジかよ。おまけにシャロン・ストーンと付き合ってたの?マジで?なんかムカつくなぁ。
華のないヒーロー兵士とヒロインであるパークレンジャーが核兵器を盗みに来る悪い奴らと闘う!!地味だ!!2丁拳銃とかなのに地味だ。いや、このイモっぽさは時代の所為なのかも知れない。そうだと思いたい。
地下水脈への探検はちょっと面白そう。こういうアトラクションがあったら良いなぁ。それにしても電磁パルス的サムシングでヘリが撃墜された時のトラボルタおじさん、嬉しそうな顔してたなぁ。やっぱ悪い役が合ってるのかな。しっかし自国に核が落とされたのは日本だけだってのに、アメリカはやたらと自国で核がハジける話をするよね。なんでかな。落としたのもお前だけだがな。
列車上での銃撃戦はタイムクライシス2を彷彿とさせる。世代としてはテンションが上がるぜ。あとプロシュート兄貴状態の二人な。
やけくそになったトラボルタおじさん、爆死を選ぶんだけどそりゃあ仲間は死にたくねーわな。ったって、その後は追われてどう足掻いても絶望だと思うけど。まぁあぁいう危険なギャンブルに乗っかるのは勝ち目が大きいと見ての話なんだろうけど、負けたら死ぬしかないのは決まってんだから、なんで下手に生き残ろうとするんだろうなぁ。
そして最後のシーン、飛ぶ核弾頭(物理)で死ぬトラボルタおじさんのキメ顔は格好いいです。糞ださジャケットより良い笑顔。腹を括った男の顔ってのは、やっぱ晴れやかで清々しいよね。まぁ死に様はダサいんだけどね。
地味で良かったですよ、とても午後ローっぽかったです。満足したので今夜は寝ます。