ごめんねハイデッガー

ハイデガーが読み勧められないので、他の本を先に読みます

【サタ☆シネ】「暴走車 ランナウェイ・カー」

 

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2018年3月11日放送

暴走車〜ランナウェイ・カー〜(Retribution)』2015年

 

凄まじいストレスの映画です。見ているのが苦痛。ホラー映画に出てくる「話を効かないクズ」しか出て来無い。酷い映画だ。海外ピープルはこの映画を見ていてストレスにならないんだろうか?これを見ている観客の方がホラーだわ。どいつもこいつもうるせぇ、どっちにしても終わりじゃねぇか。もう爆発してさっさと死ねよ。何も感情移入できない。ガキはなぜか言う事を聞かない、本当にさっさと爆死してくれ。

 

ところで僕は日曜日に『シェイプ・オブ・ウォーター』と『グレイテスト・ショーマン』を見たんです。なんか人気っぽいのでなんの予習も無しに行ったんですけど、みなさんは見ましたか?『シェイプ〜』はなんかポトフみたいな映画でしたね。優しい味でした。激しい起伏の無い、緩やかで穏やかな坂をゆっくりと下っていく、そんな感じの優しい映画でした。でもまぁ、なんかそれだけでした。なんか深い感動も無く、快感もカタルシスも無く、なんかまぁ本当に優しい時間が流れたなと言う感じでした。

 

『〜ショーマン』の方、俺はミュージカルが死ぬほど嫌いだったんですが、以前よりはミュージカル耐性がついたので素直に見てられました。まぁそれでも好きじゃないですけどね。ムカつきませんか?テンションの高い歌で捩じ伏せに来る感じ。「ヒャッハー!みんなもおいでよ!」みたいなノリ、俺は嫌いですね。そのムーブには乗れない。だってお前、俺が乗って踊ったらちょっと引くんだろ?あっちいけよ、俺はそっち側の住人じゃねぇ。強くそう思いますね。今回もそうですよ。

別にショーが偽物か本物かとかってどうでも良く無いですか?何が問題なんですかね。生きていくには金が必要で、商人が必要だった。それを作った男がいて、そいつが少しよそ見をした。ムカつく事もあるかも知れないが、まぁそういうもんだろう。無責任も何も最初から責任なんて感じてないし、それだけの話だよな。最後に象に乗ってきたの、スト2のエンディングで見たダルシムかと思いましたわ。

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そんでさぁ、じゃあ今の日本のおどりゃポリコレくそ社会はフリークスショーを受け入れられるんですかね?って思いましたわ。フリークスがプロレス興行やっても怒りません?本当です?だってマルイの写真展潰したじゃ無いですか。この映画のヒットはどういう意味なんですかね。笑っていいフリークスと笑っちゃダメなフリークスの線引きは曖昧ですね。象に乗って現れた手足の伸びるインド人が、ヨガの奥義で火を吹いた時に笑わずにいられるか俺には自信がありません。笑ったら怒られますかね?それともアマゾンの奥地で電撃を身につけた元白人が見たいと言ったら怒られますか?なんでもいいけど、そんなに感動はできなかったなぁ。最後の木の役にはグッときましたが、実際にそんな役が存在するんすね。しかも海外で。

 

俺は早く『デスペラード』を極爆で見たいです。