【午後のロードショー】『2ガンズ』を鑑賞しました
2018年3月14日放送
『2ガンズ(2Guns)』2013年アメリカ
デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグ。マークおじさん、クズ情報しか出てこないんだけど、こういう俳優でも活動できてるのは多様性ですよね。お塩さんって今何してるんですか?と思っちゃいます。まぁクズが活躍してるのが良いのか悪いのか、海外だから多様性と笑ってられますけど、王子あたりのド不良が俳優で活躍してたら少なからずムカつきと「死ね」の気持ちが出るし、逮捕されたら「ザマミロ」&「スカッと爽やか」な笑いが出るだろうな。エグザイルよりも先にダンジョン一家から逮捕者が出たので笑ってる諸兄もおられるのでは。
スナッチ的なクール系クライム映画が落ち着いてこの形、って感じがする。なんかあれだな、早弾きが流行ったロックミュージックが少し落ちつて、16ビートでも格好いいじゃん?みたいな感じになった(気がする)。例えが適切かはわからない。おしゃれクール系ってなぁ時代物なので、足が早いし難しいよな。クールな演出の感覚ってのはどんどん変わっていくもんな。
カースタントってのも変わっていくもんで、マッスルカーで走るってのから4WDで並走するの暑苦しくて良いっすね。同時に塀をブチ破ったり仲良くターンして窓越しに殴り合うの、2016年のクールって感じなんかな。
それにオタクBOYSは仲良し女子高生が好きですが、同時に仲良し筋肉おじさん達も大好きです。あと自動消灯する電気をいちいち動いて付けるおじさんも好きです。まぁ映画を見るようなボンクラBOYSが好きな要素、そりゃ入ってるに決まってる。
テンポが良いのでサクサクいくけど、緊張曲線の作り方なのか午後ローカットの影響か、思ったより長く感じるかも知れない。真ん中のデローンとした感じが長いのかなぁ。まぁご愛嬌って感じかも知れない。裏切りのミルフィーユと男の友情筋肉味濃い目固め脂汗多めは美味しい映画だわな。多少の提供時間が前後するくらいは許そう。
ジャケットにもなってる「4000万ドル分の100ドル札が降る中で背中を預けて回転銃撃戦」は格好いいな。まぁ一瞬なんだけどね。オカダカズチカでも思いつかないぜ。全体的に軽く見られるノリなので良いのではないでしょうか。オチも爽快だしね。