ごめんねハイデッガー

ハイデガーが読み勧められないので、他の本を先に読みます

【午後のロードショー】『白鯨との闘い』を鑑賞しました

f:id:just-like-a-rainbow-in-the-dark:20180317231653j:plain

2018年3月15日放送

白鯨との闘い(In the Heart of the Sea)』2015年アメリカ

読んだ気になってたけど、実は原作読んでなかったやーつ。マジか、読んでなかったかこれ。まぁ読んだ記憶がねぇんだもんな、読んでねぇわ。まぁ脂だけとって肉は捨ててた野郎どもの本なんか読む必要……まぁ今度読んでみるか。

 

コネで入ったクソ無能な船長と、雑草魂みてぇな荒くれ根無し草の闘いでもあるのか。別に俺が有能だとは思わんが、無能な上司ってのはどの国どの時代にもいて本当に困りますねぇ。僕たちも利害が一致すればいいんですが、無能な中間管理職が経営者気取りで色々動くので本当に最悪です。そっちはどうでしょう?

 

例の鯨と闘うよりも漂流記、でも漂流記と言うには「人間絶対殺すマン」鯨からの逃避行、と言うのだろうか?極限でのサバイバル、報われる告白。しっかし前半の緊張感が強いので中盤以降の漂流が退屈だな……。

あれ漂流中のガリガリ感、俳優たちはマジなの?どこまでメイク?CG?太るのはできてもあそこまで削るの無理ゲーよね?それが気になったな。

 

この物語は船長が白鯨と再戦しようとして死に、オーウェンが商船に乗るってのがキツいよな。闘ってこなかったからこそ闘う事に目覚めてしまった人間と、闘ってきたからこそ闘う事を諦めた人間。その構図が辛いな。社会って感じだ。潮時を読む、初戦で先頭に目覚めてもそこで撤退しなきゃダメってのが分かるかどうかだよな。アドレナリンが一杯出てて、楽しくて気持ち良かったんだろうな。そんで俺はきっと船長側の人間だ。それが辛い。俺も下手打って死ぬだろう。いや、一生後悔しながら商船に乗るのかも知れない。人生だな。それが辛かった。