ごめんねハイデッガー

ハイデガーが読み勧められないので、他の本を先に読みます

【午後のロードショー】『ザ・ロック』を鑑賞しました

最近、なんだか午後ローを見る気になれずに放置していましたが、HDDの容量が目一杯なので見て行こうと思います。

 

今回見た映画は1996年のアメリカ映画「ザ・ロック」です。

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放送は11月24日。

マイケル・ベイ監督作品、ニコラス・ケイジ及びショーン・コネリー主演。

 

ガキの頃に金曜ロードショーとかでよく見たなぁ、と言う映画。古いし今さら粗筋は要らんだろ、と言うくらい有名だよな。俺は子供の頃から、ショーン・コネリーがゴロゴロ転がってくシーンが不思議でならなかった。「なんだってあんなタイミングを測って転がってくだけで攻略ができる、まるでアクションゲームみたいな設計なんだ?」ってね!「地下にあるトロッコもまるでドンキーコングみたいだぜ!」と言う気分になった。大人になってもその理由は分からないよ、台本の話か現場の話か、まぁそんなのはどうだっていい事だ。

 

ジョジョ6部に出てくるパンナコッタ・フーゴのスタンド「パープル・ヘイズ」の神経ガスとこの映画に出てくる神経ガスの症状って似てるよね。苦しんで死ぬ、と言う潜在的恐怖な兵器とか武力、やっぱ性格悪いけど俺は好きだな。死んで終わりってのは納得できないもんね、出来るだけ不幸になって欲しい。北斗残悔積歩拳とかは大好きですよ、使い道限定されてるけどね。

 

家では格好つけてた青二才が、糞ジジィと共に成長していく。その成長ってのが、「躊躇わずに射殺する」ってんで、何だかな……。お前らは本当に殺す事でしか成長できないんだな。悲しくならんのか。まぁ20年前の感覚を今いじるなって話だけどな。最近はどうなんだろうな、やっぱ暴力組織は殺してナンボって感じか。よくワカラン感覚だが、それだけ切った張ったとは縁遠い世界に住んでいるのは良い事だよな。

 

裏切られた海兵隊指揮官がテロリストとなって反旗を翻すが失敗。

そこで脅しに使ってたミサイルの目標を直前で変更するんだけど、それを知った部下が詰め寄るんですよ。

「殺せないなら根性無しだと思われた、技術的ミスなら無能だと思われた」

って。そりゃそうだよな。でも指揮官は、イバるだけで無能な国家にちょっと気合いを入れてやる為にやったんだ、と言う。そりゃあ付いてった兵士からすりゃ「テメェのコケ脅しの為に死んだ兵士や罪を問われた兵士の立場は……」ってなるよね。

 

「自由の木は愛国者と暴君の流す血で生き生きと育つ。トーマスジェファーソン」

愛国者とは暴力好きな紳士の事だ。オスカーワイルド」

みたいなの良いなぁと思うんだけど、俺に出来るのは

「そこに北はあるんだよ。これは入星さん」

くらいしか出てこない。しかも俺がやったってそこに北はない。

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なんだよ「その場所に北が存在する為に摸打を繰り返しているんだ」って。

俺には何を言ってるか分からないぜ。誰が洗牌しとるのか。

 

シン・ゴジラで有名な攻撃中止のシーンですが、この映画にもあります。ちなみに攻撃は止まらず、爆弾はドロップされます。まぁ鼻くそみたいな爆弾なので主人公は無事なんですけどね。何だかなぁ、と思います。

 

こういう、短期的な男たちの友情みたいなの、悪くないですよね。以上、真夜中の午後ロー話でした。