ごめんねハイデッガー

ハイデガーが読み勧められないので、他の本を先に読みます

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

捨て身ワンチャン

ワンチャン。 Give me a chance、最初も最後もない。一回でいい、的なアレ。 セックスにかける情熱、体力、気力、根性、執念の延長線上にある概念。 ネットアイドル的な人が、「泣いて断っても土下座でセックスお願いされた(その後、知人に仲裁してもらった…

インターネットしぐさ

何かと接するにあたって、ルールやお約束と言うものがある。芝居や映画は基本的には現実や生中継じゃない。漫画や小説も新聞じゃない。食事にしたって、箸の持ち上げ方や外側から使うナイフやフォークなんて言うルールや約束がある。 かつて、役者が男装をす…

笑いのカイブツが一番アクセス良いでやんの。でもどうなんですかね、一般的に面白い記事ですか?感動もするな、共感もするな、なんて言ってますけど。でもよく考えて見て下さいよ、あンたは自分の絶望をコンテンツ化も出来ないだろうし、それを見て「感動し…

マンガを読みました 【魔法騎士レイアース2 CLAMP著/講談社】

同僚に借りたまま、不本意ながらしばらく熟成させていたマンガを読んだ。 レイアースの無印も同僚に借りて読んでおり、そちらも当然ながら既に読み終わっている。ほぼ同時に美少女戦士セーラームーン無印も読み終えており、闘う美少女の確変期を駆け抜けよう…

本を読みました 【若者はなぜモノを買わないのか 堀好伸著/青春出版社】

職場を去ったガールが置いてった本を読みました。普段はあまりこういう本は読みませんが、仕事が暇だった時に読む物がなかったので拾ったものです。一種の本に対する侮辱ですな。しかも金を払ってねぇでやんの。若者はなぜモノを買わないのか、やかましいわ…

ラリーとバリー

痒いと思って手を伸ばした先に、またそいつがいる。 痒さと言うのは身体に何らかの異常が発生していると言う事だ。または何らかのエラーが発生していると言う信号だ。実際に異常が発生しているかは知らない。アトピーは何だってあんなに痒いんだろうな。痒さ…

本を読みました 【笑いのカイブツ ツチヤタカユキ著/文藝春秋】

それは粗悪なドラッグだ。乱暴な快楽だ。憎悪。絶望。感情。いいぞ、もっと寄越せ。嘲笑と憧憬が渦を巻く。焦燥と優越が吹き付ける。 俺はその中に必死に自分を探しては引き剥がす。融合と乖離を繰り返す。俺はコイツじゃない。憧憬。嘲笑。コイツは俺じゃな…

営業

掃除もせず、ハイデガーも読まず、午後のロードショーを見ていた。「バーティカルリミット」だ。ハイキング、登山ならまだしも雪山登山だとかフリークライミングだとかってのは、ちょっとどうかしてる人間の運動だと思う。後輩は普通の登山で稲妻が真横に走…

他人の妄想を嗤うな【書評ー「覚醒剤と妄想 ASKAの見た悪夢」/石丸元章】

掃除は始まらない。ハイデッガーを読む事も再開しない。そうして積んだままの本を手にとって開き、ページをめくる。ごめんねハイデッガー。今日も暑いね。冷たいのでも飲むかい?アイスクリームだってある。そこの自転車に気をつけてくれ。野菜は無いんだ、…

エモ

ここ最近、叫んだ記憶が無い。いや、人生で何かを叫んだ事があるだろうか。剣道の試合で大声を出したり、電話越しに罵詈雑言を吐いたり、職務質問をしかけてきたおまわりさんと喧嘩したりしたけれど、絶叫と言うのは人生に存在しただろうか。 エネルギーの放…

本を読みました 【大相撲殺人事件  小森健太朗著/文春文庫】

小学生の頃、課題図書より先に趣味で借りた怪談本を読んで親に怒られた。まぁそれも大人にしてみりゃ下らない本だったし、親としては児童書の様なイラストだらけの怪談本なんか後で読めと言う事だったんだろう。そんな出来事があったからか、あまり同時平行…

観劇記録01

ティーライオット2017 に依る舞台「トライアル」 を見てきた。久しぶりの池袋GEKIBA である。内容は徹頭徹尾、評価が極端に分かれるだろうなぁと言う印象を抱く中間層が多そうだった。つまり入り込みにくいと言う事なのかも知れない。客観的な立場になっちゃ…