【午後のロードショー】『コードネームU.N.C.L.E』を鑑賞しました
2018年3月9日放送
午後のロードショー『コードネーム U.N.C.L.E(The Man from U.N.C.L.E)』
2015年米英合作。ガイ・リッチー脚本、監督。
1960年代に放送されていたTVドラマシリーズのリメイク映画なんだとか。オープニングがらスタイリッシュな作りになっているのでとっつき易い感じがする。まぁ若くして凄腕ボーイと言う話なのでサックサクなんだけど、まぁいいんじゃないでしょうか。冒頭の脱出シーンなんかTASでも見てるのかなって感じがしますね。
UNCLEってのはUNCLE SAMだよな、メリケン(領域、つまり西)から来た男って話だ。アンクルサムの語源は忘れたが、フルメタルジャケットの有名なランニングシーンでも出てくるよね。
良く見るとそびえ立つクソ役もしっかり存在してるのな。これ元のを見てた時も思ったが、若いのと一緒に走り続ける教官も凄いよなぁ。どんな体力してんだろ。
まぁスパイ映画なんてのは基本的に喧嘩の強い男前(しかも頭もいい!)がやるものなので、どうしたって完全無欠BOYだし結果的に頭の悪そうな感じになっちゃうんだよね。それが餓狼伝BOYみたいにハッタリでしたァ〜!とかならまだ可愛いんだけど、時折見せるハッタリも男前なのでムカつくって言うか笑っちゃうよな。まぁ唐突に流れるヒロシのテーマ(ガラスの部屋)にも笑っちまうし、布施明がカバーしてた事実にも笑っちまった。
スパイはどんな時もうろたえない!!はいはい、格好いい格好いい。まぁ何が良いって、下手に感情的にならないところだよな。同僚とかが死んでお気持ち爆発させたりしないの、それがいい。人間らしさなんてのは要らないんですよ、そんな安い感情や人間性は要らんのですよ。ウォォー!しないでいいんです。スパイに感情は要らんでしょう、焼き切ってしまえそんなもの。
ま、いいんじゃないですかね午後ローですし!全編クールなスパイ映画でした!