【午後のロードショー】『パトリオット・ゲーム』を鑑賞しました
2018年3月23日放送
『パトリオット・ゲーム(Patriot Games)』1992年アメリカ
まず人が死ぬので良い映画です。退屈しません。
IRA(アイルランド共和軍、現在はアイルランド暫定派)と言う、まぁグレートブリテン及び北部アイルランド共和国に於いては発生しうるテロリズムの話。と言うか、EUからの独立決まってる現在ではちょっと信憑性あるよなぁ。バレンシアとかカタルーニャ独立の時も、ETAが何か動くかなーと思ったが何もなかったな。
そんなテクノスリラーをアメリカ人の小説家が書いて、アメリカが映画にする。アメリカ人が主演をやってる。USA!!!USA!!!USA!!!うるせぇ、と思います。……テクノスリラー?だ、れ、か〜🎶コンスピラシー、と、め、て〜🎶やかましいわ、だからその手を離して、今すぐGet out of my way。一人でも、大丈夫さ。
ところで敵さんはIRA的なムーブをしつつ、冒頭で兄をブッコロされた弟が怒りのリヴェンジをかますも、ハリソンおじさんにあえなく迎撃される。仲間も主義主張も、兄弟の死に比べたら屁でもねぇ!と言う人間、そういう激しい主張の団体に向いてないよな。そんなに扱い辛い人間が内部にいてたまるかよ。そういう主義主張の団体で、愛とかなんとか言われるとウザってぇよな。まぁ色恋沙汰より実兄弟なんでまだマシだけどよ。
敵と戦うって意味ではやや歯ごたえの無い感じがする。硬くて粘れば良いってもんでもねぇけど、そこらへんのバランスってのは難しいか。