ごめんねハイデッガー

ハイデガーが読み勧められないので、他の本を先に読みます

【午後のロードショー】『ソードフィッシュ』を鑑賞しました

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ソードフィッシュ(SwordFIsh)』2001年アメリカ。

ドミニク・セナ監督。

ジョン・トラボルタヒュー・ジャックマンハル・ベリー主演のスタイリッシュな映像でお届けするクライム映画。監督の人、長編映画は5本だけどMVは多数手がけているのね。言われてみるとMVっぽい気もするが、鮫肌男と桃尻女みたいに「オープニングだけじゃねぇか」と言うような事は無い。格好いい奴らの格好いい奴らによる格好いい奴らのための映画である事に間違いは無い。

 

とは言え久しぶりに脚本で「あ、野郎ォ〜やりやがったなァ〜」と言う気分も味わえたので良しとする。サスペンスみたいに何かを見抜こうと思って見てないのですっかり騙されちまった。やるじゃねぇか。ただアクション映画としてはアクションどころが何だかツボを外してる感じだ。爆発シーンのバレットタイムはまぁ流行りだしまぁそんなもんだろう。

特に重い設定もなくサクっと軽く見られる。「オシャレ映画が流行ってるよね」感の強い映画なので物足りない気もするが、まぁ休日の午後に見るデートムービーって感じだよな。マジでそれ以上に言う事が何も無い。

 

面倒臭い愛国者(テロリスト化)のジョン・トラボルタ、2000年前後ってそういう人間が発生し易い環境だったんかね。911が発生した2001年に出ているので、制作はその前だ。その前から割とテロリズムに対する危機感ってのがあったんだろうな、歴史がわからんがそうなんだろ。アメリカも大変じゃのー。

 

劇中でハル・ベリーのセミヌードが出てくるんだが、素晴らしいね。学生の時に黒人相手に日本人のエロ本とかエロビデオ貸してたんだけど、その時に「拙者、ジャパンのガールとヤりたいでござる」「ドゥフフ、おぬしも黒人ガールとやりたいでござろう」と言うので、愛想笑いをしてしまったのを覚えている。俺は別に黒人に興味がなかったが、ハル・ベリーはすごいよな。破壊力がある。ビヨンセとかJローとかもどうでもよかったんだがなァ、そういう話です。